最初に浮かんできたのは、「人らしく生きられるまち」です。

  • 池口祐太・知美さん夫婦

移住のきっかけを教えてください。

(祐太さん)
もともと私は19歳まで松山に住んでいました。それから妻と出会い結婚したのですが、妻の前職での仕事がいつもかなりの長時間勤務で、このままこの生活を続けていくのはどうかと思ったのがきっかけです。
「また都会に戻るなら戻ってもいいし、全く違う仕事になるけど、一度、スローライフというか、温暖なところでゆっくりしないか」と私から持ち掛けました。


(知美さん)
夫の提案がきっかけで松山に移り住むことになりました。周りも賛成してくれて、以前松山に住んでいたことがある父はうらやましがって、父も老後に住もうかと言ってました。
私は、今では前のところに戻りたいとは思わないですね。ここには知り合いは全然いませんでしたが、知り合う人の優しさや地域の雰囲気が大好きです。

松山市を一言で言うと、どんなまちですか。

(祐太さん)
最初に浮かんできたのは、「人らしく生きられるまち」です。次に、市民性の「柔らかい」や「優しい」という言葉が浮かんできました。最終的には、「愛し愛されるまち松山」ですね。
初対面の方にも優しくて、ギブ&テイクでなくても成り立つ関係がとても良いと思います。寛容さが押しつけがましなく残っているところが本当に素敵です。


(知美さん)
「心ほぐれるまち」ですね。住んでみて実感しますが、人との関わりもあって、海や山があって、一人で海や山を見ていると本当に心が落ち着きます。
きっと観光で来られる方も温泉もあるし、喧噪(けんそう)から離れて、のんびりしたくて来られているのではないかなって思います。

友だちが松山に来るならどこへ連れて行きますか。

(祐太さん)
ドライブしながら、景色を見せたいですね。特に北条のバイパス沿いの景色は、思い出が詰まっていますので、当時の青春を共有したいです。ギターやダンスを練習していた当時の私のストーリーを含めて案内したいですね。

(知美さん)
桜の季節なら「松山城」に連れて行きたいです。ほかには、北条の「風和里」の前の海がすごくきれいなので見てもらいたいですね。観光地のビーチではなく、犬の散歩をしている人がいたりして、プライベートビーチ感があって、好きな場所です。

ありがとうございました。