松山の子どもたちがワクワクできる居場所をつくりたい。

  • 桑原真由美さん

現在、どのような活動をしていますか。

松山市で子どもたちの居場所づくりや学校以外の教育の場を提供する「NPOくすくす」を運営しています。活動内容としては、大きく3つの柱で取り組んでいます。一つ目は「子どもまん中ワークショップ」。子どもの好きなこと・得意なことでワークショップを企画・運営・集客して、自分が先生として誰かの役に立つ体験をしてもらうというものです。二つ目は保護者の学び。親も子も自分らしくあり続けるためには、親も学び続けることが大事だと思うんです。三つ目は松山ユースプレイスプロジェクト(MYPP)。中高生が気軽に集まれる「居場所づくり」と、愛媛でさまざまな分野で活躍する大人とユースが出会い、交流できる「交流会」の二つを軸に活動しています。

松山市の魅力はどんなところだと感じますか?

まず「コンパクトシティ」であることです。自転車で通える範囲に公立・私立を問わずさまざまな学校があります。公立学校の質も高く、経済的な負担を抑えながら子育てできる、暮らしやすいまちだと思います。それから、生活の中に歴史と文化が息づいているところも魅力です。江戸時代に築城された松山城が現存していたり、夏休みの宿題に俳句が出たり。こうしたことは、全国どこでも当たり前というわけではないと思います。歴史や文化が特別なものではなく、日々の暮らしの中に自然に根付いているところは、松山ならではの魅力ではないでしょうか。

県外から来た友人を案内するならどこですか?

ズバリ温泉です!道後温泉ではなく、地元の人が通うローカルな温泉に友人を連れて行くと、地元のおばちゃんが「どこから来たの?」って気さくに声をかけてくれて。みんなもれなく「来てよかった」って言ってくれるんです。松山のディープな人情や文化が詰まっている場所だと思います。

今後どのような取り組みをしていきたいですか?

これからも子ども先生をどんどん育成し、主体的に地域をつくっていける子どもを育てていきたいですね。さらに、その子たちがユースになったときに、“自分たちが欲しい居場所を自分たちでつくっていくことができる”ようにサポートしていきたいと考えています。誰でもフラッと来られる、「居たい・行きたい・やってみたい」が叶うサードプレイスが当たり前にある松山にしていきたいです。

子どもたちへのメッセージをお願いします。

「自分の得意なことって何だろう?」と、つい難しく考えてしまうかもしれません。でも、そんなに悩まなくて大丈夫です。資格があるとか、誰かより優れているとか、そういうことだけが「得意なこと」ではありません。自分がワクワクすること、夢中になれること、苦労せずにできること。そんなことを大切にして、思いきり楽しみながら、突き詰めていけば、いつかきっとそれが誰かの役に立つはずです。他の人と違っていても大丈夫。その違いこそがあなたのいいところです。自分らしく、好きなことや得意なことを大切にしてください。私たちは、そんなあなたを応援しています。

ありがとうございました。