現在、どのような仕事をしていますか。
南堀端でクラフトビアバー「BOKKE」を営んでいます。私は西条市出身で、妻は岡山県出身。一時期は学生時代からお世話になっていた岡山の飲食店で働いていたのですが、独立開業を機に妻とともに松山へ移住しました。松山市内、愛媛県内のブリュワリーに加え、全国のクラフトビールを取り扱っています。クラフトビール専門店というより気軽に立ち寄れる酒場の雰囲気が好きなので、ビールに合う料理も用意しています。仕事終わりにサクッと一杯はもちろん、週末の昼間からゆっくりお酒を楽しむのも大歓迎です。
松山という街をひとことで表すと?
無理なく自然体でいられる街だと思います。人のほどよい距離感があり、肩肘張らずに商売ができる感じがあります。足をのばせば自然豊かで、生活に必要なものはコンパクトに揃っている。子育ても、相談できる施設や教育環境が整っている。若いころは、どうしてもいろいろなものを求めてしまいますけど、松山市の住みやすさを実感することが年々増えているように感じます。
松山市でお気に入りのお店はありますか?
休日に家族で外食するお気に入りのお店がいくつかあります。その中の一つが、子ども連れでも気軽に行ける居酒屋です。ご年配の夫婦が営まれていて、定番の居酒屋メニューが、どれもおいしいんですよ。座敷があって、大将や女将さんも子どもたちを見守ってくれるような空気感で。日曜の夜に子どもたちとアニメを観ながら、そこで家族団らんを楽しむっていうのが、めちゃくちゃ幸せなんです。妻は「この店がなくなったら私は四国から出て行く」って言うぐらい(笑)。
その空気感、BOKKEさんにも通じているような気がします。
そうですね。近所にこういう行きつけが 1 軒あるだけで、日常がちょっとだけ幸せになる。お店の形態は違うんですが、私たちも夫婦で営んでいるので目標とする存在ですね。僕ら家族もいつも幸せにさせてもらっているので、自分たちのお店でも同じことができたらなって思っています。
子どもたちへのメッセージをお願いします。
子どものうちに、何でもやってみたらいいと思います。僕らの時代は、一度外の世界を見てみたらいいというのがありましたが、今は地方にいても情報はいくらでも入ってきますから、選択肢は多いと思います。そして、いろんなことをやってみて、たとえ好きなものが見つからなくても、何者にならなくても自分が幸せならそれでいいと思うんです。その上で家族でも友人でも、自分の隣にいる人を幸せにできたら、もう言うことないなって思います。
ありがとうございました。
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松山は、無理なく自然体で生きられるまち。